私たちは日々成長しています。
時間の経過と共に,肉体はピークを過ぎると衰えはじめますが,精神は成長し続けます。
とはいえ,目に見えない「精神」は変化が分かりづらいものです。
1週間前,1ヶ月前,1年前と比べ,成長を感じられないばかりに,私たちは落胆し「自分はダメなやつだ」と思ってしまいがちです。
当たり前に思っていると記憶に残らない
違いを感じられない最大の原因は「忘れている」ことです。
普段の生活の中にも「楽しかったこと」「嬉しかったこと」など,良いことは,必ず1つはあります。それを覚えていないから,何も変わっていないと感じるのです。そして覚えていられないのは「うまくいって当たり前」だと無意識に思っているからです。しかし,うまくいくべくして成功しても,そこには感動がなく,何も心に刻まれません。すーっと過去に流れていくだけです。
今,私たちは便利で豊かな生活をしています。
お金を払えば大抵のことはできてしまうし,それが当然と期待しています。
中でも,甘えの強い人は「誰かに世話をしてもらう」「自分の期待通りに周りが動く」ことが当たり前だと思っています。
つい否定したくなりますが,言動をみている第三者にはわかるものです。
決して他人事ではありません。
私たちは誰しも,置かれた環境に流されやすいという「甘えの傾向」を持っています。
ノートをつける習慣を
だからこそ,今一度「当たり前」を見直したいものです。
耳が痛いのですが,何事も当たり前ではありません。
気付く努力が必要です。
その気づきを忘れないために「その日良かったことをノートにつける」のです。
最低3つは書き留めましょう。
どんな小さな事でもいいのです。
ノートは持ち運び,スマホのメモアプリではなく手書きをお勧めします。
1週間続けるだけでも,確実に成長していることを感じられますよ。
えっ?「良かったことと成長は違う」って?
そんなことありません。
どんな出来事にも,良かったというラベリングをできる事がココロの成長なのです。
大人も子どももできる内容です。
是非,ノート1冊使い切るくらいは続けてみて下さい。
私も日々実践中です(^_^)