About Counseling

自己肯定感を育む

自己肯定感は歳をとるほど獲得が難しいもの
その人独自の感じ方や考え方が
長い時間をかけて固着しまっているからです
ですが今からでも遅くありません
自己肯定感を育み
もっと自分らしい人生を取り戻しませんか

自己肯定感がキーワード

不登校、ひきこもり、うつ病、進学、就職、転職、子育て、人間関係など、人生には悩みのタネが尽きません。しかし「どっしりした自己肯定感」があれば、そのような悩みに振り回されることがグッと減ります。自己肯定感は人により定義が異なります。私の場合は「自分の力を信じること」です。どんな状況であれ、自分を信じることができれば、一歩一歩着実に前進することができます。だからといって常に自分を信じることができなくてはならないわけではありません。時には信じることができなくても良いのです。そんな矛盾や葛藤を抱えている自分を知ることが、ひいては自分を信じることに繋がっていきます。心理カウンセリングとは、究極的には自分を知る場なのです。私たちはあまりにも自分の事を知りません。なぜなら人の感情、思考、行動の多くは無意識的に行われているからです。私たちを無意識で操っている「心のクセ」は、日頃から自分自身を客観的に観察したり、カウンセラーなど他人の意見を聴くことで少しずつ見えてきます。

心のクセとは?

ここで言う心のクセは、専門的(心理学的)には「自動思考」「思い込み」「固定観念」「人生脚本」などと呼ばれるものです。たとえばお母さんの場合「子供の世話を一生懸命しないと良い母親ではない」や、お父さんの場合「お金を稼がないと良い父親ではない」そしてお子さんの場合「勉強できないと人生は終わりだ」といったものです。こういったクセは、私たちが成長する過程で、両親から取り入れたものがほとんどです。だからといって親が悪いわけでありません。私たちは皆、多かれ少なかれこういったクセを持っています。ある年齢まではポジティブに作用する側面がある一方、それ以降は自分を苦しめる原因となることの方が多くなってきます。年齢を重ねるほど、周囲の環境がダイナミックに変化し、クセに従って生きることが難しくなってくるからです。たとえば、小学生の時に成績優秀だった子どもが、いつまでも優秀で、一流大学に合格するのが当たり前かと言えば、そうではないのが普通です。つまり心のクセはだんだんと「非現実的」「非合理的」になってくるわけです。先に述べたように、心のクセはその存在に気付きにくいという特徴もあります。これらは「心の無意識層」に潜んでいるため、私たちは気付くことなく、これらのクセに基づいて「感じ」「考え」「行動」してしまうのです。その結果、さまざまな場面で「アダルトチルドレン」など、生きづらさとなって顕れてくるのです。

自律神経失調症は心のクセが原因かも

心のクセによってもたらされる生きづらさは強力なストレスです。病院で検査をしても何も見つからないにも関わらず、慢性的な不安感、疲労感、焦り、動悸、だるさなど、いわゆる自律神経失調症状があるようなら、原因はストレスかも知れません。心のクセによるストレスを侮ってはいけません。最近ではこういった身体の症状に苦しんでいる方が少なくありません。しかも無意識的なストレスなので、本人はそれが心のクセによって引き起こされていることに気付いていないことがほとんどです。私自身も、身体的には異常が無いのに、突如として発生する動悸に10年以上悩まされました。もし病院で検査をして何も異常が無いのに、心身の調子がおかしいということであれば、心理カウンセリングは試してみる価値があります。心理カウンセリングでは、心に潜むクセを見つけ出し、それを緩める、あるいは現実的なものに書き換える作業を行っていきます。メンタルメイトに限らず、多くの心理カウンセリングでは、このような流れでセッションが進行していきます。

オーダーメイドのセラピーを

メンタルメイトでの心理カウンセリングには、各種心理療法がいくつも含まれており、メインとなるものだけでも、クライエント中心療法、交流分析、ゲシュタルト療法および論理療法などがあります。このように、様々な心理療法をお悩みに応じて使い分け、時には心理テストも組み合わせながら、クライエント個人個人に最適なセラピーとして組み立てていきます。