怒りは心身ともに負担をかける
突然ですが,あなたはイライラするほうですか?
怒りというのはとてもとても 強力なエネルギー です。
瞬間湯沸かし器のように,心拍と血圧が急上昇し,声が震えることもありますね。
そして一息ついた頃にすごく眠たくなったことありませんか?
それくらい怒りは 心身ともに負担 なのです。
そもそも「怒り」ってどうして起こるのでしょう?
期待しすぎていませんか?
仕組みは意外と簡単です。
人は 自分の期待を下回った 結果になったときに怒りを覚えます。
例えば
いつも1分と狂わない電車が10分遅れたとき
いつもスカスカの道路が渋滞しているとき
いつもそつなくこなす部下が凡ミスをしたとき・・・ などなど
日常的にあり得るシチュエーションですね。
こういうとき怒りを覚えなければ,あなたの期待は大きくありません。
もし怒りを覚えたなら,大きな期待を持っていたということになります。
電車は1分と遅れないのが 当たり前
この道路はスカスカなのが 当たり前
部下は凡ミスをしないのが 当たり前 という感じです。
こういう期待があると,
それが裏切られたとき怒りのエネルギーになってしまいます。
まずは気づくこと
怒りを覚えたとき,
まずは 自分がどんな期待を持っていたか? を探りましょう。
それが 怒りをコントロールする第一歩 です。
「当たり前」だと思ってしまう期待の裏側には,いろいろな心理が働いています。
自分のことが嫌いな人は特に要注意です。
怒りを覚えやすい心のクセを持っていることが少なくありません。
それはまた別の機会に・・・
最後に
何事も「当たり前」なんて事はありません。
誰かの頑張りがあなたの「当たり前」を作っています。
いろんな事が上手くいっているときこそ,周囲のサポートに感謝したいものです。
もちろん私も含めて。