先日ラジオを聞いていると「eスポーツなんてものはスポーツではない!」と,熱い持論を展開する方がいました。彼は野球やサッカーといった,典型的にスポーツと呼ぶであろうものしかスポーツと認めないという感じでした。私は彼がスポーツ関係者かどうかは知らない。だから自分の立場を守ろうとして発言しているのかどうかはわからない。

しかし私にとって,このハナシは「どうでもええわ~」という感じがしてなりませんでした。野球やサッカー,そしてeスポーツも,それに対して対価を支払って楽しもう(観戦よりも広い概念)という人がいれば,それはそれでOKな話で,スポーツと呼ぶかどうかは関係がないと思ったからです。

先ほどの熱弁者のように,何かのワクに当てはめたくなるのが,私たちのやってしまいがちな思考パターンです。これ自体悪いことではありません。それによって助けられることが多いからです。未来を創造するには,まず過去(ワク)を知る必要があります。何もないところから未来は得られません。しかし過去を意識しながらも過去に囚われないことが大切です。あと,ワクに当てはめると楽なんです。考えなくて良いし,安心できますから。何か中途半端なものがあるとモヤモヤしてしんどいですよね。

自分にとってこだわりや思い入れの強いものほど「ワクという囚われの罠」にハマりやすいもの。「自分はどんなとき罠にはまっているのか?」それを知ることは,生きやすさを身につける上で大切なスキル。そういはいっても,私たちは無意識にワクで物事を見ようとします。そのことを知るだけでも一歩前進ですし,それが全てだとも思います。私たちの人生,日々修行ですね。