こころのヒント

うつ病になったら迷わず休職を

症状の悪化を防ぐことが最優先

うつ病になったら休職することを強くお勧めします。
程度にもよりますが,抑うつ感を抱えながら仕事をこなすことは不可能です。
仕事を続けることは症状を悪化させることにしかなりません。

経済的な事は健康保険の『傷病手当金』を頼りましょう。
ざっくりとですが給与の6割ほどは支払われます。
遠慮なんかしてはいけません。
きっちりと保険料は支払っているのですから,必要な支援を受けてください。

うつ病初期はとりあえず休養が大切です。
数週間,数ヶ月もの間,寝込んだり十分な外出ができないこともあります。
それほどまでに心身は疲弊しているのです。
そのことを本人だけでなく周囲の人も理解する必要があります。
うつ病はそれほど大変な病気なのです。

休職中は焦らない

休職期間は最長1年半のはずです。
その間にゆっくりと今後のことを考えましょう。
復職なり,転職なり,次のアクションへの焦りは常にあると思います。
それだけ気持ちは追い詰められているのですが,無理な頑張りは禁物です。
うつ病は再発しやすい病気なのです。

常に自分の心と身体をチェックする

元気になってきた頃が要注意です。
無理をすれば再発することを常に念頭においておきましょう。
できれば社会復帰に向けてリハビリ的なものに取り組めるといいです。
再発を減らすには,心の負担度合いを常にチェックおくことです。
そして少しでも調子がおかしいときには迷わず医師にかかってください。
服薬しながら働く事は恥ずかしいことでも何でもないのです。
私だって服薬してますからね。
それくらい割り切って行動しないと無理が出てきます。

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