メンタルメイトで実施している不登校生徒さん向け学習指導の特徴について説明します。

心理的なサポートについては別の機会にご紹介するとして,今回は『勉強編』です。

一般に不登校の生徒さんは,学習進度が遅れがちです。当たり前といえば当たり前ですが,通常,学校では日々5時間程度の授業をしています。不登校生徒さんが,その分の学力を補おうと,塾に通ったとします。しかし,週に1~2回塾に通うくらいでは,同様の学習量をこなすことは容易ではありません。

そんな学習量の不足に,さらに拍車をかける厄介な事があります。それは『初めて見聞きするものを学習しなければならない』ケースが多いということです。一般的な塾では,学校での授業を前提に,弱点を補強したり,より難しい問題にチャレンジさせます。つまり知識やスキルの定着に,学校での学習量を加味できるのです。しかし,学校に行っていない不登校の生徒さんにそれは期待できません。

そこでメンタルメイトでは,ある程度思い切った指導をしています(下記は中学生を想定)

ポイント1:指導内容は高校入試を乗り切るための必要最低限に限定

ポイント2:高校入学以降,大学,社会人になっても必要となる考え方や能力を優先的に指導

これらの方針に沿って極限まで指導内容を絞れば,不登校による学習のハンディをある程度解消する事が可能です。実際,私が指導している生徒さんは,重要分野に限っては標準的な生徒かそれを上回るくらいの実力がついています。きっと高校に入学したあと,学力が原因で何かをあきらめるということは,少ないだろうと思っています。

たとえ特定の分野でも,秀でたものがあるというのは,本人にとって大変な自信になります。良くも悪くも,子ども達にとって,勉強ができるできないは,とてもデリケートなトピックです。表面的には勉強に関心が無いように見えても,できるようになるとやっぱり嬉しいものです。それは彼らを見ていればよく分かります。

最後に・・・
『勉強する能力』を身につけて欲しいと思っています。ご存じの通り,勉強というものは一生続くものです。どんな仕事でも分野でも勉強は必要になります。ここでいう『勉強』とは『自分で情報収集し,計画を立て,実行する能力』の事です。その基本になるのが中高生時代の勉強です。ともすれば受験のためだけに見える勉強も,たくさんの大切な要素が詰まっているのです。彼らが将来羽ばたいていくときに必要な道具を持たせてあげたい・・・ そんな思いで取り組んでいます。