心理カウンセラーだって,心理カウンセリングを受けることはあるのですよ。

少なくとも私はあります。理論的な解決方法は持っていても,自分で自分に施すことは容易ではありませんから。外科医が自分の身体に手術ができないのと同じ感じかな。特に,心理カウンセリングの中でも,話を聴いて貰うという行為は,自分自身に問いかけるより,他人に聴いて貰う方がずっと効果が高いと感じます。もちろん『聴き方を心得た人』にですよ。

『なんかモヤモヤする』,『昨日からアレが気になって仕方ない』,『何をやっても上の空』と感じると,できるだけ早く聴いて貰うことにしています。早ければ早いほど傷口が浅くて済むからです。遅くなると,食欲不振,頭痛,動悸,不眠など身体的にも症状が出てきて,その不快な症状が心の方にも一層の悪影響を及ぼすという,負のスパイラルとなってしまいます

従って,信頼できる人(心理カウンセラーなど)を見つけておいて,何かあればその人にいつでも相談できるようにしておくのは大切な事なんです。実際に相談しなくても,そういう人がいるというだけで心強いものです。かつては地域コミュニティがしっかり機能していて,相談相手にも恵まれたものですが,最近はなかなか難しくなっているように思います。

そういう背景もあって,私が心理カウンセラーとして目標としている姿は『近所の頼れるおっちゃん』なんです。地域に一人いれば,何かと安心できる存在です。特に,子供,若年,中年層にとって。残念ながら年齢,経験というハードルもあってか,人生を説くというような『仙人』にはなれていません。でも,心理カウンセラーをやっている以上,結局はそういう方向に行くのだろうなとは感じています。

世界全体,日本全体,栃木全体とまでは到底いきませんが,一人でも多くの身近な方の幸せに貢献できればという思いで,これからも活動していきます。